その日の夜更けの事だ。

私はご飯を頂き、皿洗いを手伝っていた。


ドンドンドン

と玄関を叩く音がした。


「誰だ?かなり遅い時間だぞ」


「?」


ギンとセンリは不思議そうに玄関へ向かう。


「あ、ヒオリは隠れてて」


「あ・・はい」



私は言われた通り、キッチンの死角に身を寄せた。


なんだろう一体?