理解出来ない。

信じられなくて頭がくらくらする。


「失礼いたします」


と、部屋に入ってきたのは紛れもなくセンリだった。



「セ・・センリ?」


目を疑った。ゴシゴシ擦ってみた。

でも、目の前には死んだはずのセンリが立っているんだ。

夢!?幻!?

足は付いてる!!?



「な、なんで・・センリ・・どうして!?」


と私は思わず駆け寄ってセンリの肩を掴んだ。


「馴れ馴れしい。お前は誰だ?」


「・・へ?」


更にその言葉に、頭は真っ白になった。

凄く冷たい目で言われた。