「フフ・・でも、涙止まったみたいだな」


「え。あ・・うん」


そんな事を言われると急に恥ずかしくなるじゃん。

私は顔を下に伏せる。


「何かあったらまた飛んでくるよ」


「センリ・・」


キュン。

あれ、今ときめいちゃった。


「あ、ありがとう・・・」


「うん」


センリは笑いながらギンと一緒にリビングへ戻っていった。