協会へ辿り着くと、数人の協会のシスターや神父、街の警察などが辺りを捜索している。


ツカサさんが私達のもとへ駆け寄ってきた。


「ギン!」

「ツカサ一体どうなってる!?」

「わからない・・今警察も一緒に捜索してくれてる」

「くそっ!何が起きてんだ・・」



頭を抱えながらギンは周りを見回した。

私も近くで様子を見てみたが、皆不思議そうな顔で林などをかき分けている。


「センリ・・」


「とにかくまだ近くにいるかもしれない。探そう」


「うん!」