「とにかく、無駄話は後じゃね?何処行く?」


とナギが冷静に言った。

ギンは頷きながらアサギさんに問いかける。


「そうだな・・ここら辺の森には隠れるような場所ってあるか?」


「ああ、あるぞ。私達の訓練所」


訓練所?凄い。本当に逞しい。


「ああ、あそこはちょうどいいかも知れないな」


「そこへ行こう」


「うん!」


急いで出る準備を始めた。