すると

「クスクスクス」


と上品な笑い声が聞こえてきた。


ヤバ。ツムギさん達だ。


「全部筒抜けで、まるでドラマを見ている感じだったわ」


「ツムギさん・・・」


他の3人もあきれ顔半分で笑っている。


「ま。同じ状況になった事があるし、わからなくもないけど」


とツカサさんは言った。


続いて楽しそうにツムギさんは言う。


「窓は弁償お願いしますね」


「は、はい・・すみません。ギンが払います」


「え!?何でだ!?」


「ギンしかお金持ってないでしょ」


「確かにぃ・・」


がっくりと肩を下ろすギン。

自業自得よね。うん。


と私は責任転嫁した。