儀式も無事に終わり、お膳が並べてある座敷に関係者一同は着席した。


もちろん私はトキワ様の隣だ。

トキワ様はとても幸せそうに私に耳打ちする。


「今日のヒオリは今まで見た中で一番美しいよ」


「トキワ様」


そんな事言われたら今にも鼻血がでそうです。


「今すぐにでもお前を食べてしまいたいくらいだ」


ドカアアアア/////


今日は凄く積極的な発言ですね。

心臓がパンクしそうです。

あ、そうか。今日ってもしかして初夜を迎える感じ?

ヤバーーーーー!!

そんな事全然頭に入ってなかったわ。


「はわわ・・///」


慌てふためく様をトキワ様はそれはもう楽しそうに堪能していた。