ハッと目を覚まし、夢だと自覚した。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
心臓がバクバクしている。
「大丈夫か?何やら叫んでいたが・・」
「え?」
横を向くと目の前に王の姿があった。
よしよし、と頭を撫でられる。
「ど・・どうしてここに?」
「夕食を一緒にと思ったんだが、なかなか目を覚まさないと言うので来てみた」
「あ・・・」
どれくらい眠っていたんだろう?
ここに時計は無い。
「涙が出ている」
と王は自分の袖で私の涙を拭った。
「あ、あの・・すみません・・その・・」
どう接したらいいのか全く分からない。
トキワは東の王と違って、力づくでも口が悪いわけでもない。
すると王は突然私を抱きしめた。
「え!?ちょ・・」
「辛かったな・・・」
は?誰のせいでこうなってるとお思いですか。
と思ったのだが、そう言われ素直に涙が溢れてきた。
「辛い思いをさせてすまない」
「・・・う・・ぅぅ」
くそお・・・ふりほどけないんですけど。
仕方ないので私は涙が止まるまでこの人の胸にうずくまる事にした。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
心臓がバクバクしている。
「大丈夫か?何やら叫んでいたが・・」
「え?」
横を向くと目の前に王の姿があった。
よしよし、と頭を撫でられる。
「ど・・どうしてここに?」
「夕食を一緒にと思ったんだが、なかなか目を覚まさないと言うので来てみた」
「あ・・・」
どれくらい眠っていたんだろう?
ここに時計は無い。
「涙が出ている」
と王は自分の袖で私の涙を拭った。
「あ、あの・・すみません・・その・・」
どう接したらいいのか全く分からない。
トキワは東の王と違って、力づくでも口が悪いわけでもない。
すると王は突然私を抱きしめた。
「え!?ちょ・・」
「辛かったな・・・」
は?誰のせいでこうなってるとお思いですか。
と思ったのだが、そう言われ素直に涙が溢れてきた。
「辛い思いをさせてすまない」
「・・・う・・ぅぅ」
くそお・・・ふりほどけないんですけど。
仕方ないので私は涙が止まるまでこの人の胸にうずくまる事にした。