「ゆっくり休んで」


そう言って、センリは部屋から出て行った。


私は近くにあった枕を殴った。


「馬鹿!!」


殴ってから扉に投げつけた。


馬鹿だ・・・

こんな気持ち。


どぶに捨てたい。


「す・・きだった・・」


裏切られた。

その言葉だけが永遠と頭を駆け巡った。