放心状態の私のもとへ、白いドラゴンの人は歩いてきた。


ギンとナギも驚いて固まっている。

動く事が出来なかった。

私の前で変身を解き、人の姿になった。


「お前を見るのは二度目だな。可愛らしい女よ」


「あ・・なたは?」


喉がカラカラで声が出せない。


「私はトキワ。西の国を束ねている者だ」



西の国?束ねているって・・王様なの?



目つきはとても鋭いが、どこか神がかった雰囲気の男だった。


「センリ、隠れていないで出てこい」


「は・・」


トキワがそういうと、空から鳥の姿のセンリが現れた。


それにギンとナギはすぐ反応した。


「センリ!こんなやり方ねえだろ!?」


「どうして・・」


ギンとナギに対し、センリは無表情で口を開いた。


「すべては、日輪の為。トキワ様の御為」


「・・・は?」


いつものセンリじゃない事はすぐにわかった。