「では、お前を俺のモノにしたら・・さぞかしあいつは悔しがるだろうな」


ああ、そういう事ですか。

ゲスですね。



「なりません」


「拒否権はない。お前もイザナギも、俺の手中に治まっているからな」


この男、背後からジャンピングキックしたい。


「さて。選ばせてやろう。痛いのと、痛くないのどっちがいい?」


は?そんなの痛くないのに決まってるじゃん、馬鹿なの!?


と睨みつけた瞬間に、王は私の着ていた服の後ろにあるボタンをプチプチと外し始まった。


「ちょ・・やだ!いやっ」


顎をぐっと抑えこまれ、見つめられる。


「答えろ。どっちがいい?」


答えられないよ。あんたが顎抑えてるから口が開かない!!


「や・・め・・」


「・・答えないなら。決めてやろう」


と王は私の首に舌を這わせた。