王は私の上からジッと見下ろしている。

ガクガクのブルブルで。

ええ、ちょっとチビッてしまっているかも。

そんな事もどうでもいいくらい。

今にも意識が飛びそうです。



王は私の首を絞めた。

片手でグっと。



「気に入った。ナギの前で、お前が俺にひれ伏すさまを見せつけてやろう」


「・・・」


もう恐ろしすぎて言葉が入ってきません。


クラリ・・と眩暈がしたかと思うと、私はそのまま気を失ってしまった。