「ちょっとギン?」


ギンは自分の部屋に入っていった。


「ほっとけよ」


「でもなんか・・」


「いつもうるせえから良い薬だよ」



ナギはそう言って部屋に戻っていった。


声が真剣だったから・・余計に心配してしまった。


「ああ・・憂鬱」



何やってんだ私。乙女か。

私はベッドに倒れ込んだ。