「俺ももっとヒオリの事知りたいし、お前のいた時代の話をしてくれよ」


「え、うーん。と言われても」


「結構違うだろ?」


「そりゃ・・人間が鳥になったりしないし」


「ハハ・・らしいな」


ぽん。と飲み物を渡される。

瓶の文字は読めないが、サイダーっぽい感じ。


「ありがと・・」


なんだかんだいってギンも優しい奴ではある。


「どんな暮らししてたのか聞きたいね」


「え・・大した話にならないよ?普通だよ?」


「そうもったいぶらなくていいって」


いや、マジで普通の人なんだよ。私は。