その後、ナギは作業用の服を持って戻ってきた。


「何?」


「お前も働け!」


「あ、そういう事」


「それに着替えて畑に行くぞ」


まさかの農作業。

やった事ないよ。


「ナギ、私と仲良く頑張ろうね」


「!!」


それを聞くとナギは手ぶくろを私の顔面にぶん投げた。


「殺されたくなかったら早くしろ!」


「は~い。ナギ様」


なんだ、ナギってやっぱ可愛いんじゃん。

怖がって損した。


私はワクワク気分でナギの後をついて行った。