数分後私はようやく我に返り、胸を揉み続けていたギンの手首をひねり上げる。


「ハッ!!何してんのよおおおっ!!!」


「いででででっ」


「馬鹿!!」


そして自分の部屋に向かった。激しくドアを閉めベッドへ倒れ込んだ。


「私にだって関係ない・・もん」


私、根に持つタイプだと思う。

ずっと頭の中をセンリの言葉が駆け巡っていた。



「はぁ・・帰りたい」