何してんだろ、私。



安心しちゃってた……?



私にとって、那音は安心できる存在になってた……?



ふと 那音を見ると、こっちに顔を近づいてくる。



「えっ、ちょ、那音……!?」



忘れてた恐怖心が再び芽生え、目を瞑ると



「っ、未亜」



そう 耳元で囁かれただけだった。