沖田「ねぇちょっと!」

『は?』

シーン

空気が冷えた

すごく重くなって

みんながこっちに注目してる

こんな女みたいなやつがこれほどまでに殺気を出すとは思わなかったんだろうな。

『よくお前ら壬生浪士組でやっていけるな、その神経を疑うよ。いや、逆にすげーわ。褒めてやるよ。』

シーン

『ボクが副長助勤になることに文句あるんだろ。聞いてやるよ。いえよ。』

シーン

『だんまりかよ。さっきまでコソコソ言ってただろ。いえや!』

シーン

永倉「お、落ち着けよ…」

『はい?落ち着いてますよ。』

永倉「ひいっ!」

口では落ち着いていると言っているが少しも落ち着いていない。

永倉さんの問にも笑って返したつもりだったけど目が笑ってなかったみたい

怖がらせちゃったごめんね。

『んで、文句あんだろ。いえや。』

シーン

『そりゃ、最近入ったばかりのやつがいきなり副長助勤。腹立つわな?今まで俺たちはなんのためにがんばってきたんだって。』

隊士「そ、そうだ!お前みたいな新入りがいきなり副長助勤なんてふざけるな!」

『よく言った。褒めてやるよだがな。理由そうじゃねぇだろ。』

隊士「どういう意味だ?」

『さっきから聞いてりゃ、女みたいななのにだの、弱そうなくせにだの。』