このとき私は思ったね。 「あ、私はこいつらとは違う。選ばれた人間なんだ」 って。 まわりのクソみたいに簡単な問題解けない奴とか、 恋だの彼氏だの騒いでるバカ女達とか、 「フッ」て笑える。 お前らはずっと社会の底辺で適当に暮らしとけ。 そう見下してた。 私はもっと上り詰めて、 こいつらが感じられないものをいっぱい感じて、 雲の上みたいなところに行ってやる。 そう誓って、 中学を卒業した。