「俺、帰るから後は好きにしろよ。


千、女関係もほどほどにしないといつか刺されるぞっ」


俺は、片手をあげて夜の街を歩いた。


「ちょっとタンマ冬!!」


「うるせー、一回殴らせろ‼」


はは、あいつらやってるやってる。


俺は、気にせず歩いた。


あいつが待ってる。


だから、俺は、帰るんだ。