「よ、よくねーよ‼

何回だって、わかるまで咲ちゃんに言えよ‼

犯人を捕まえるために、白夜になったって言えよ。


そんなん、悔しいじゃねーかよっ」


泣きそうな辛そうな千の声が、確かに聞こえた。


そして………………



「本当?お兄ちゃんっ」


君の声も確かに聞こえた。