「きゃっ」


狼男が、咲の体を抱き締めた。


パクリ、と首に噛みつく演出に。


ドカッ!!!!



さすがの俺も、切れたよ。

「星、あれ?私ーーっ」



狼男は、地に伏せていた。



「あ……しまった」



つい、条件反射でやっつけてしまった。


「大丈夫ですか?すいませんつい」


なんとか、起き上がる狼男。

黙って何も言わない狼男。


怒ってる?

やべー。