「そうそう、ナイト遊園地あるらしいよ‼
行かないか?」


「遊園地!?行きたいな」

遊園地なんて、小さいとき両親と行ったきりだ。

電車に乗って夜の街を眺めた。


「綺麗………夜の街ってスゴく綺麗」


私は覚めぬ興奮のまま、窓越しに外を見ていた。

んーー?

隣にいる星が、なぜか周りを睨んでる。


「どうしたの?顔、怖いよ」

周りを威嚇する星。

見るとうつ向いているのは男子ばかり。

「いや………なんでもない」

いや、なんでもなくないよ。

絶対、変!!