ーーーーーー


はあ、無理させてしまった。

二回も求めてしまった。

ごめんな。

俺は、咲の頭を撫でた。

寝ている咲の頭を撫でた。

サラサラの柔らかい髪………。


白い華奢な肌に、また目眩がした。

裸のままの、意識のないつか、寝てる咲の服を、勝手に着せた。

我慢出来ないのは、もういやだ。

服を、着せてる間…………チラリ、と見える首。

赤いキスマークが二つ。

その内の一つは濃く刻まれていた。

「ここに、千が触れたんだよな……」



やっぱりムカつく‼