「つーか、えみちゃん学校だろ?
送ってきたんか?」

「寝てるよ……」


はあ?寝てるよってーー。


「あはは、やりすぎだろ冬!!
けど、いいな~‼

えみちゃん、俺にもちょうだい!!」


両手で、受け取ります見たいになってる千に、少しばかり怒り気味の冬。


「ばーか、誰がやるか。

えみにちょっかい出すなよ。

地の果てまで、追いかけるからな」


それは、いつもと変わらない光景。

そう、いつもと変わらなすぎてーー。


何か、可笑しい。