ーーーーーーー

「よお、遅かったな。

さては、咲ちゃんと昼まで……」

不埒なことを考えた、千がニヤニヤしながら近付く。


「あほ、まだしたことねーよ。

大切だからな」


さらにニヤニヤし出す、千は。

正直、気持ち悪い。

「お前ってモテるのに童貞なんだろ?
あり得ないわ。俺なら待たずにパクリだよ!!」


バシッーーー。



「痛いよ、星っ何すんだ!!」


ムカついたから、教科書で頭を殴ってやった。