クスリ、と笑い、その首に、キスを散らして強く吸い付いた。


ーーーー!!!!


体がビクリ、と震えた咲。


「やぁ、ダメっ!!」


これだけはどうすることも出来ない声。

「お前、声可愛すぎ」

「咲、おやすみ」








「どうしてーーーー?」



咲の戸惑いの声。


「俺は咲が、大切なんだ。
焦らなくていい」



君が大切なんだ。
頭を撫でてやる。

「星、大好きっ」


だからこそ、煽らないで貰いたい。

「これからずっと一緒に寝るの?」

素朴な疑問ぶつけたらーー

「当たり前。ずっと一緒だね」

毎晩、我慢の夜になりそうだ。

ニヤリ、と笑った。

そして、君と寝付いた朝。

「おやすみ」

ちゅっ、と軽くキスをした。