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隣に眠る咲を、ボンヤリと眺めた。

いつかは、決着を着けなきゃいけない。

総長とちゃんとーー。

「咲………
愛してる」


俺はそっと、君から離れた。




ねえ、咲。


俺はどんなに傷つけられても、、


君を離さないーーー。


真夜中。



マンションの鍵を掛け、俺はバイクに飛び乗った。


あの後で、総長が行きそうな場所なら……分かるんだ。


きっと、俺と同じ………。