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「ごめんな、咲。
今日は疲れたな。

大丈夫か?」


「うん、少し眠いだけ。

大丈夫、爽くん好きだよ」

何、急に。


急に、そんなこと言う咲。


そんな咲に、照れる俺。

街灯の乏しい、道を歩きながら君と手を繋いで歩いた夜道。


それが、急に開けた。


光が見えた。




「よお、元気か爽??」


それは、見知った声。

やばい、と思った時には………


数台のバイクに、囲まれていた。


「爽くんっ」


君の声が震えてる。


俺は、咲を抱き締めた。