それから、数日が経ったある日。
 
倉庫に行けば、怒声を聞いた。

「ふざけんなよ‼
お前がしたんだろうが‼」



「だから、俺じゃないって言ってるだろうが‼
本当に知らないんだよ‼」



爽の胸ぐらを掴むボロボロの仲間がいた。


「どうしたんだよ、アキラ」


傷だらけのアキラは、苦痛に顔を歪めていた。


「総長。
爽にいきなりバットでやられたんです‼」


はあ?

「だから、俺はしてない‼その時間なら咲と居たし咲に聞いてよ‼」

バッ、と指を指す咲を見たら隠れてる。


顔を赤くして。


なんだ?