「どうぞ、コーラしかなくてすいません」


「「いえ……」」


咲の気の利いた言動に、焦る千と冬。


千なんか、正座してるよおい。


普段なら絶対あり得ない。


「星の彼女さん?」

「いえ、お兄ちゃんです‼」


「「お兄ちゃん!?」」


凄い響く声。

後で苦情来そう。


「はあ、妹の咲だ。俺らの二個下。

14歳。仲良くしなくていいからな」

そう、仲良くしなくていい。


隠してた意味ないわ。