咲に近づく爽がいやだーーー



咲を見る仲間がいやだーーー


心の中にあった違和感が、消えてく………。



ああ、俺………咲が、女の子として好きなんだーーと。


「俺は、咲が、好きだーー


咲に触れたい………」



想いを口にしたら、溢れてく想いに気付いた。

「いいんじゃないかな?
ただこればかりは咲ちゃんの気持ちもあるからな。


無理強いはすんなよ?」


冬はそう言いタバコの火を、揉み消した。


「分かってる」


爽が好きでもいい。



だけど俺は、、咲が好きだーーーー。