肌寒いどころか凍え死ぬほど寒く、ただひたすら5時まで、生徒玄関前で迎えを待ち続けている今日この頃。(なう16:32)
俺が今、なぜこんな状況に置かれているかというと、今日なぜか部活見学がなく、掃除当番でもなく、ただなんとなーく帰ろうとしてしまったわけである。友人はいないのか?と気になる人もいるであろう。俺の友人はというと、
「1年生早く来い!」
「はい!」
こんな感じで俺とは縁もゆかりも無い野球部なわけで、今、無部な俺とは一緒にいられない状況である。
俺はこの春、1番近いという簡単な理由でこの凛咲高校に入学した。中学校生活はというと、これまたなんとなーく3年間を過ごしてきて、実に普通としか言いようがない学校生活であった。
そして、今に至る。
俺は目の前を通っていく先輩や先生方にこまめに挨拶をしながら、この長すぎる時間を過ごしていた。スマホの充電は切れ、今はほんとに待つことしか出来ないのだ。
「あ、あの、もしかして神谷くん?」
ぼけーっと立っていた俺に話しかけてきたのは、とてつもない美少女だった。
「そ、そうだが。。」
なんとも残念な返事をしてしまった。失敗だ。だが俺はこの目の前の美少女のことを見たこともないし、ましてや話したこともなかった。はず。
「わ、わたしのこと覚えてないかな?」
「ん、あー。。えっと。。」
「やっぱり覚えてないよね。いきなりごめんね。ばいばい。」
美少女はそう言って帰ってしまった。彼女は俺のことを名前まで知っていたが、俺はどうしても思い出せなかった。あー、学年と組だけでも聞いておけばよかった。いろいろ後悔しているうちに時間は経ち、迎えがきて無事に家に帰れたのであった。
俺が今、なぜこんな状況に置かれているかというと、今日なぜか部活見学がなく、掃除当番でもなく、ただなんとなーく帰ろうとしてしまったわけである。友人はいないのか?と気になる人もいるであろう。俺の友人はというと、
「1年生早く来い!」
「はい!」
こんな感じで俺とは縁もゆかりも無い野球部なわけで、今、無部な俺とは一緒にいられない状況である。
俺はこの春、1番近いという簡単な理由でこの凛咲高校に入学した。中学校生活はというと、これまたなんとなーく3年間を過ごしてきて、実に普通としか言いようがない学校生活であった。
そして、今に至る。
俺は目の前を通っていく先輩や先生方にこまめに挨拶をしながら、この長すぎる時間を過ごしていた。スマホの充電は切れ、今はほんとに待つことしか出来ないのだ。
「あ、あの、もしかして神谷くん?」
ぼけーっと立っていた俺に話しかけてきたのは、とてつもない美少女だった。
「そ、そうだが。。」
なんとも残念な返事をしてしまった。失敗だ。だが俺はこの目の前の美少女のことを見たこともないし、ましてや話したこともなかった。はず。
「わ、わたしのこと覚えてないかな?」
「ん、あー。。えっと。。」
「やっぱり覚えてないよね。いきなりごめんね。ばいばい。」
美少女はそう言って帰ってしまった。彼女は俺のことを名前まで知っていたが、俺はどうしても思い出せなかった。あー、学年と組だけでも聞いておけばよかった。いろいろ後悔しているうちに時間は経ち、迎えがきて無事に家に帰れたのであった。