それから俺らは、自然な流れで付き合うことになった。





といっても一緒に住んでるわけだから今までと特に変わったことは無かったけど、それが幸せだった。





でも、その幸せもそう長くは続かなかった。









「ダメよ、海。唯翔が帰ってきちゃう。」







その日、俺の学校は昼で終わった。








「…いいじゃん。てか藍那、なんであんなガキ相手にしてんの?」






寝室から聞こえる男と藍那の声。