「あー…今日も仕事うまくいかなかったわ。」





「にゃ〜…」





前のご主人様は優しい時は優しくて、怒ってる時は物に当たったり、…オレにあたったりしていた。








「うるせえ、あっちいけ!」






拾ってくれた時は優しかった。






その大きな手で抱きしめて、ミルクをくれた。







オレは、信じてた。






ご主人様はきっと疲れてるだけだって。