『は?え?何のこと?は?どういう事?』

「記憶、ないの?








七夕に、新しくできた彼女とデートするって言ってあんた、出かけて行ったんじゃない。








そこで事故に巻き込まれて……。







ねえ。流風。落ち着いて、聞いてね?



あなたと一緒にいた、新しい彼女の、緋鞠さん。」









あれ?なんで母さんが、俺の彼女の名前、知ってるんだ?