花恋「インターネットで調べたの。
ホストって沢山の方に愛情を
届けてる方々なのね。」

遼「だから、それは偽物なんだって!
偽物の愛情で女を騙してるんだって!」

関わりたくはなかった。
それよりもこの世間知らずな
女に知って欲しかった。
俺は助けてもらえるような
人間ではないという事を。

でも、この女は俺の気持ちなんて
知りもせず綺麗事ばかり並べてくる。

花恋「何がいけないの?
八百屋さんは野菜を売ってお金を貰ってる。
お医者さんは病気を治してお金を貰ってる。
美容師さんは髪を綺麗にしてお金を貰ってる。
愛情をお金に変えて何が悪いの?」

遼「は?」