まさか、俺が執事になるなんて 想像もしていなかった。 俺が執事になろうと思った キッカケは元執事の言葉だった。 助けられたその命。 その人のために使うのは いかがですか? 多分、その頃はまだ花恋と 結婚はしていなくて そんな風にカマをかければ 俺がすぐにでも日本に 戻ってくると思ってたんだろうけど 元執事の考えてる事くらい 俺にだって分かる。 俺はその言葉には応じなかった。 代わりに、執事になる事を決めた。 助けられた命をどうせ使うなら 元執事と花恋のために使おうと そう決めた。