花恋「それはどうすれば
始められますの?」

遼「あんたが一からやるとなると
時間がかかるから、とりあえず
俺ので宣伝してみるわ。」

崎本さんはなんだかんだ
言いながらも協力してくれる。

私がもう一度呼び込みを始めると
誰かがぬいぐるみを手に取った。

花恋「おひとつどうですか?」

男「お嬢ちゃん。誰の許可を
得てここで商売してんの?」

花恋「許可って?」

男「知ってる?道端で
商売するのにも使用料ってのが
いるんだよ。うちに
払ってくれるかい?」