｢だってりいの歌って巴クンに向けて歌ばかりでしょ？｣

｢うっ｣

春ちゃんは痛いところをかなりついてきます…

｢巴クンに聞いてほしいっ…って思いながら歌ったら届くんじゃないかな？りいの気持ち｣


｢……｣

確かにそうかもしれませんが…
あたしにはそんな勇気がなかった。


あんまり感情とかむき出したことがないから。

こっこ…告白だなんて…