「………何だ?」

教室、と言うには少し広すぎる部屋。

何というか豪華過ぎる。

ホテルか?


「……白矢君、どうやら私達は部屋を間違えてしまったようだ。きっとこの近くに4人用の教室があるはずだ。」

「いや間違ってねーよ」

「そ、そそそそんなわけないだろう!」

こんな!

19世紀ロンドンのホテルみたいな部屋が!

教室?!

何かの冗談だろ!

「…まあそう言うのも分からなくはないけどよ、とにかく入るぞ。他の2人が待ってる。」