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19時。
最後のお楽しみ、ビンゴが始まった。
一等賞品はお楽しみと言う事で、伏せられている。
私は、今まで、ビンゴで当たった例(ためし)がない。
当たっても、いつも最下位の賞品。
今日もあまり期待せずに真ん中のフリーを開けた。
「5番!」
「73番!」
数字が読み上げられるが、私のカードは動かないまま。
一方、悠貴さんのカードは、サクサクと開いていく。
「いいなぁ。
私、いっつも開かない。」
「くくっ
これは、たくさん開けばいいってもんじゃ
ないから。」
ぼやく私の頭を悠貴さんがぽんぽんと撫でる。
19時。
最後のお楽しみ、ビンゴが始まった。
一等賞品はお楽しみと言う事で、伏せられている。
私は、今まで、ビンゴで当たった例(ためし)がない。
当たっても、いつも最下位の賞品。
今日もあまり期待せずに真ん中のフリーを開けた。
「5番!」
「73番!」
数字が読み上げられるが、私のカードは動かないまま。
一方、悠貴さんのカードは、サクサクと開いていく。
「いいなぁ。
私、いっつも開かない。」
「くくっ
これは、たくさん開けばいいってもんじゃ
ないから。」
ぼやく私の頭を悠貴さんがぽんぽんと撫でる。