黒澤「なっ!なんなんだよこれは!!!!!」
三日後には採点されたテスト用紙が全て返された。
西倉「怜斗静かにしてください」
「そうだぞ、アホ澤」
黒澤「小沼!!!」
「何よ」
黒澤「カンニングしただろ!!!」
「するわけないでしょ。私の周りに同じ満点の人いる?いないでしょ」
ていうか、アホ澤はスルーかい。
木部「柚香ちゃん予言通りの満点…。しかも全教科。凄い」
西倉「担任と、各教科の先生達もビックリしてましたね」
まぁ、担任は青ざめてたけど。夏休み思い出したのかな。
クラスメイト「柚香ちゃん凄いね!!」
クラスメイト「本当に勉強頑張ったんだね!」
クラスメイト「満点とか凄い!」
「皆ぁ〜!ありがとぉ!!柚香ぁ、勉強頑張って良かったよぉ!!」
本当疲れるわ、この喋り方。
木部「ボソッ…前まで僕達も、騙されてたんだよね…」
黒澤「ボソッ…今になっちゃぁ、ある意味ホラー」
西倉「ボソッ…俺は分かるまで、完全に馬鹿な方だと思ってました」
なんかコソコソ話してるけど、私もボソッっといきたい。
「ボソッ…キャラ作って話すのめんどいから、ボコって怖がらせようかな」
黒澤・木部・西倉「「「……怖い」」」