一之瀬「待たせた」
黒澤「健人きたな!!何やってたんだよー!」
一之瀬「あぁ、すっきりしたくてな露天風呂入ってきた」
山本「ちょっと待った!!!おい、元輝」
木部「…はい!」
山本「皆にちゃんと連絡したの?」
未来先輩こわーーい。
木部「したよー!!!信じて!!」
一之瀬「あ、悪い。俺がメール見るの忘れてた」
そーいう事だったのか、、、。
山本「今回は少し時間がズレていたから良かったけど、鉢合わせになったらただじゃ置かないわよ」
黒澤「こえー女」
山本「それが怜斗だったらフルボッコ確定ね」
黒澤「なんで俺だけ!?」
一之瀬「それよりもだ。露天風呂です赤姫に会った」
一之瀬以外「え!?!?」
やっぱり言っちゃうよねー!
黒澤「顔見たのか?」
一之瀬「いや、後ろ姿だけだ。嫌だったのか、こっちを振り向いてくれなかった」
顔で私だとバレるからです。
山本「私達が入った時はいなかったし、私が出た時もいなかったから、それ以降に入ったって事ね。
柚香ちゃんが入ってる時に誰か入ってきた?」
中々厳しい質問だなー。
「いえ、入ってる時は誰も入ってきませんでしたし、誰ともすれ違いませんでしたよ」
いい言い訳になった!
噛まなかったし、怪しいところなし!
西倉「それで、何か話したのですか?」
一之瀬「助けてもらったお礼を言った」
健人からお礼言われるなんて、思ってもいなかったよ。
木部「良かったね!憧れの人に会えて!それに喋れて!」
は!?
「え、憧れ??」
木部「以外だと思う??でも、実際憧れてる人沢山いるからね!美人だって噂あるし、喧嘩強いし、カッコイイし、クールだしってね!」
「へーって、あ!確かにかっこよかったし、強かった!」
危ない危ない、自分の事だから流そうとしちゃったよ。
拉致された時に、助けてもらったって設定だったの忘れてた。
なんか、褒められてるんだか、男だと思われてるんだか。
一之瀬「夕食が冷める。取り敢えず食べよう」
黒澤「そうだよ!待ってたんだよ俺わ!!」
そして、私達は夕食を食べた。