山本「大丈夫よ、柚香ちゃん。なにか理由があるとしても。なにか話せない事があったとしても。必ず皇輝が味方。健人がそうするはずよ」
良く言ってもらえて、感謝でしかない。
「ありがとうございます」
山本「さ!この話は終わり!私、もうのぼせてきちゃったから上がるね?」
「はい、私はもう少し入ってます」
山本先輩が出ていくのを確認して、私はウィッグを取った。
「あー、暑かった」
かなり蒸れたよ。
早く髪の毛洗おっと。
ジャーーーーーーーーーー
「あと少しだけ温まろうかな」
ポチャンッ
「はぁ、」
私はこのままでいいのかな。
こんなに楽しくていいのかな。
こんな自由でいいのかな。