「あのぉ、家に返してくださ~い」


七宮「ごめんね~それは出来ないな~。
皇輝が来て、牙竜がトップになったら
解放してあげる。もう皇輝には、お姫様拉致したこと連絡済みだから、もう少し待っててね~」


と、いかにも自分の携帯かの様に、私の携帯を見せびらかしてきた。


変なとこ触ってないでしょうね。




「も~柚香の事ぉ、早く迎え来てくれないかなぁ~」



七宮「しかし、こんなぶりっ子ちゃんをお姫様にするなんて何を考えてるんどろうね、一之瀬は~」



それ、本人の前で言っちゃいます?

サラッと言うあたり腹黒いわー。



「その言い方ぁ~ちょっと傷つきますぅ~!」



七宮「…」




いや、なんか喋れや。



七宮「え、いやどうやってお姫様にしもらったの?」



「皇輝の総長から無理やりですぅ~!」

言ってることは間違ってはない。



七宮「いや、うそはダメだよ~」


ああ"?
なぜ信じない。


「本当ですよぉ~!」



あ、そう言えば、皇輝には連絡したんだったら、もう少しで来ちゃうよね?


こいつら、何企んでるか分からないから、私が潰しちゃおっと。


「あの〜」


七宮「どうしたの?トイレ?」


ちげーーーーよ!!!!あほ!!


「ごめんねっ??」


七宮「え?」


バキンッ!!


七宮「くはっっ!!!」

ドサッ


あ、1発KO。

総長倒しちゃった。




「総長!どうしたんですか…っては!?!?」


あ、下っ端くん達と幹部さん達が来た。