下っ端「えっ、ぶりっ子?」


下っ端「ぶりっ子を姫にしたのか!?」


下っ端「大丈夫かよ」



ザワザワしてる~



心配するのも無理ないよね。




「てまぁ、ぶりっ子なのが学校での私。家とかではそんな喋り方はしない。
訳あって、最近まではこれを完璧にこなしてきた。でも、あっさりと幹部さん達の罠に引っかかって、本性がバレて今の状況にいたるって感じ。
その前から総長さんにはバレていたらしいけど。なんの理由で私を姫にしたのかは知らないけど、私がやるってが決めたことは最後まで務めさせていただきます。ほぼ強制だけど。なのでよろしく。




はい拍手!!!」




パチパチパチパチパチパチパチパチパチ


はぁ、言い切った。




一之瀬「反対の者はいるか?」



下っ端「ズバズバしてて、人を動かせる力があっていいと思います!」


ズバズバねー。てか、人を動かせる力?


下っ端「姫に選ばれたのがわかる気がします!」

え?
どこが?


下っ端「ギャップ萌ってやつですねー!」

言ってる意味がりかあ出来ません。


下っ端「これで山本さんも楽にやりますね!」


楽に?


あー!!!
そうだよ!

肝心な事忘れた。





一之瀬「それじゃあ戻るぞ」








私たちは幹部室に戻った。