黒澤「バイク乗るのが怖いとかお子ちゃまかよ」
悪いかよ。そういうの無理なの!
だから、遊園地のアトラクションも無理。
想像するだけで、、、。
「誰だって苦手なものくらいあるでしょ!」
木部「まぁ、怖がるのも無理ないよ~。
怜斗の運転かなり荒いし」
そー、それもかなり腹が立った。
仮にも女の子を後ろに乗っけてるんだからさ、もっと優しく運転しろっての!!
「もー、あんたのせいで、本当に気持ち悪い。吐きそうよ」
黒澤「ハイハイ、すいませんねお姫様ー」
棒読みだし。謝る気ないだろ。
山本「このコンビ面白い!」
西倉「俺もそう思います」
どこがよ!
ガチャ
西倉「健人、全員揃ってます」
一之瀬「あぁ」
西倉「それで、どうして倉庫に全員集めたのですか?」
一之瀬「これから、姫のお披露目会をする」
ん!?
「え!?私の!?今からって…」
一之瀬「お前はもう皇輝の姫だ。直ぐに挨拶しなければ意味無いだろ」
だからって、そんな急にさー。
一之瀬は私が何言っても無駄ね。
「はぁ、もうわかったわよ。私の負けね。私、皇輝の姫やる。
本当に皇輝の総長様は強引ね」
自分でやるって言わないと気持ちがスッキリしないからね。
西倉「健人にはかないませんよね」
木部「そうそう!」
山本「昔からね」
黒澤「当たり前だろ!健人は総長だぞ!」
黒澤以外「……」
黒澤「なんで黙るんだよ!」
アホだな。
黒澤はこっちが本物ってことか。
西倉「総長は皆そうではないですよ」
「黒澤には分からないのよ。小学生並みの頭脳だから」
黒澤「俺が小学生並みの頭脳だと!?
お前には言われたくないわ!学年最下位!」
まぁ、わざと最下位とってますからねー。
「黒澤よりはましよ」
黒澤「カッチーーーン」
いや、それを声に出すなよ。
山本「はい!そこまで!喧嘩は程々にね。
さぁ、皆集めましょ!」
一之瀬「そうだな。葉、みんな集めろ」
西倉「分かりました」
やっと終われた。