木部「柚香ちゃんは家でもヴィック被ったままなの?」



「いいえ。流石に家の中まではきついからしてない」



一之瀬「ちなみに、パーティーとかはどうしてたんだ?」




「あ、この間は健人に見つかりそうだったから、ヴィック被ってたけど、パーティーの時は基本地毛よ」



小沼グループの令嬢だとは誰も思わないよね。



山本「ていう事は、パーティーとかは赤姫って事だよね!?健人は今まで気づかなかったの!?」




一之瀬「…あぁ」




あ、なんかショック受けてる。

新鮮だな。






可愛いし。






「…かわっ」



皇輝「「??」」




「あ、いやなんでもない」



危ない。思ったことが自分でビックリしちゃったよ。









山本「ぐふふふふ」




「ど、どうしたんですか…?」


黒澤「笑い方やべえ…ってぇ!!!」





未来先輩は思いっきり黒澤の足を踏んだ。



未来先輩!もっと踏んでいいですよ!!

って心の中で叫びまくった。






木部「ボソッ…なんか伝わってくる…ような」









山本「思い出しちゃったんだけどさ!海に行った時ホテルでさ、健人が赤姫に露天風呂であったって言ってたでしょ??それって、柚香ちゃんだったってことだよね!?」







ボワっ!!



木部「あ、柚香ちゃん顔真っ赤!」


山本「まさか!健人が何かしたの!?」






「…っいや、違う」




あの時の事を思い出したのと、自分が今赤面してる事に凄い落ち着かない、、。



西倉「け、健人!まさか本当に柚香さん何かっ!」




一之瀬「…いや、赤姫と会うなんて思ってなかったし、上がろうとしてたから…手首を掴んで引き止めて、もう少し話そうかと」



おいっ!!そんな詳しく話すな!!