ずっと、見ていた………?

私があれだけ苦しんでいた様子を、遠くから監視されていた……?

「おや、そろそろお時間ですね」

「まだ聞きたいことが…」

「またお会いしましょう、No.65…………いえ、今は“ルミィ・フェニス”でしたね」

クスクスと笑いながら彼女は去っていく。

「ッ……インフォニ!!!」

彼女の名を叫んでも、それは届かなかった。

こうして、私は幸せな日常を守るため、最愛な人や仲間に隠す日々が始まった。












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